手ぬぐいとハンカチの違いって?サイズや素材を比較して説明!|手ぬぐいのオリジナル製作はお任せ下さい。染め・名入れプリント印刷まで激安てぬぐい作成いたします。

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手ぬぐいとハンカチの違いって?サイズや素材を比較して説明!

手ぬぐいとハンカチの違いって?サイズや素材を比較して説明!

手ぬぐいはノベルティのプリント制作の定番ではあるものの、ハンカチと比べると馴染みのない存在と思われがち。

一般的に手ぬぐいは日本独特のおしゃれな和小物で、ハンカチは世界共通の生活必需品という認識が浸透しています。
手ぬぐいといえばお祭りや温泉のような特別なシーンで使うイメージが強いかもしれませんが、実はハンカチと同様に、もっと言えばそれ以上に日常生活に馴染むアイテムなんです!

ということで、今回は手ぬぐいがどのようなものか、身近な存在であるハンカチとの違いを比較しながら解説します。

目次
  1. 手ぬぐいとハンカチの形状の違い
  2. 手ぬぐいとハンカチのサイズ
  3. 手ぬぐいとハンカチの素材
  4. 手ぬぐいとハンカチ 生地の製法の違い
  5. 吸水性・速乾性の比較
  6. まとめ

手ぬぐいとハンカチの形状の違い

手ぬぐいの形状

手ぬぐいは、昔から横幅が長い長方形で製作されています。

西暦710年頃の奈良時代に誕生したとされる手ぬぐいは、仏具を拭く布や神事の装身具として使われていたそう。

手ぬぐい文化が浸透した江戸時代以降は、拭くこと以外にも頭に被ったり歌舞伎役者が衣装に使ったり、長方形という万能な形状から様々な活用術が誕生しました。

ハンカチの形状

一方のハンカチは、縦と横の長さが均一な正方形。

手ぬぐいと比較するとその歴史は古く紀元前3000年頃まで遡り、古代エジプトの王女の墓から発見された手拭き用の麻の布がハンカチの始まりと言われていますが、昔は卵型や三角型など様々な形で作られていました。

18世紀にフランス王妃のマリー・アントワネットがハンカチは正方形で統一すべきと提案したことで、正方形のハンカチが世に広まり、現在に至ります。

手ぬぐいとハンカチのサイズ

ハンカチ・手ぬぐい定番サイズ

形状の違いだけではなく、手ぬぐいとハンカチは大きさも異なります。

手ぬぐいのサイズは、長辺が90cm、短辺が33~34cmが定番。
ハンカチは、一辺が20~50cmの間で制作されるのが一般的です。

生地の面積を比較すれば、ハンカチの方が小さくて持ち歩きやすいと思うかもしれません。

しかし手ぬぐいもハンカチに負けず劣らず生地が薄く、折り畳むとコンパクトになるので、実は両者の収納性に大きな違いはないのです。

手ぬぐいとハンカチの素材

手ぬぐい素材(文・岡)

手ぬぐいは綿100%でできていて、オリジナル製作には文(ぶん)と岡(おか)の2種類が使われています。

文は別名総理(そうり)とも呼ばれ、20番手の糸で編むので目が粗く、通気性に優れた生地です。
岡は30番手の糸で編まれています。

番手の数が大きいほど糸の太さは細くなり、岡は文と比較すると目が細かく滑らかな風合いで、フルカラー印刷の手ぬぐいをオーダーメイドするのにお薦めです。

ハンカチ素材(ポリエステル・タオル)

ハンカチは綿の他に、絹、ポリエステルなど、様々な素材で作成されています。
最近では、タオル素材で作られたタオルハンカチがキャラクターの名入れグッズに人気です。

手ぬぐいとハンカチ 生地の製法の違い

手ぬぐいとハンカチを比較してみると、生地の晒(さらし)の製法にも違いがあります。
晒とは、生地に付着した不純物や織る時に使用した糊などを除去する工程のことです。

和晒と洋晒の違い

手ぬぐいの生地は、和晒(わざらし)で作成されています。
和晒は大きな窯で生地を炊き、約2日間の長い時間をかけて行われる途方もない作業です。
じっくりと晒を行うため生地にストレスがかからず、繊維そのもののがふわっと毛羽立ち、通気性が残ります。

和晒の手ぬぐいに対して、ハンカチの晒の方法は、洋晒(ようざらし)です。
洋晒にかかる時間は、80分ほどと和晒に比べると短め。
生地をローラーで平たんに引っ張り、負荷をかけてから薬品に漬け込むので、繊維の目がぎゅっと詰まって毛羽立ちが無く、触るとサラサラとしています。

吸水性・速乾性の比較

吸水性の違い

晒の製法の違いを比較すると、手ぬぐいは生地が潰れず、ハンカチは繊維が潰れやすいという事がわかりました。

繊維が柔らかく仕上がる手ぬぐいは、繊維同士の隙間に水気が浸透しやすいので、吸水性に優れています。

それに比べ洋晒のハンカチは晒の工程中に繊維が変形し、水気が入り込む隙間が消えて吸水力が弱くなってしまうのです。

手ぬぐいとハンカチの仕立ての違い

では速乾性を比較したとき、手ぬぐいとハンカチのどちらが良いのでしょう?

手ぬぐいが水気を多く吸うなら速乾性はハンカチの方が高いと思うかもしれませんが、手ぬぐいは短辺の端が切りっぱなしになっていて、水分が抜けやすく速乾性も申し分ありません。

四辺を縫製しているハンカチは、水分が抜けるのに手ぬぐいよりも時間がかかります。

まとめ

オリジナル手ぬぐい製作例

特注手ぬぐいを激安価格で販売している通販専門店「手ぬぐいの卸」が、手ぬぐいの魅力をハンカチとの違いに触れながら紹介しましたが、いかがでしたか?

手ぬぐいとハンカチの違いを比較してみると、手ぬぐいの方が繊維そのものの柔らかさを保つ製法で作られていて、吸水性と速乾性もハンカチより優れているということがわかりました。

イベントのノベルティや取引先からの挨拶回りの品に手ぬぐいを貰うことは、よくあるかと思います。
ハンカチと違い普段使いには敷居が高いな・・・と感じていたのなら、ぜひ手ぬぐいをハンカチの代わりにして、その使い心地の良さを実感してみて下さい。

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